「やりたいのに動けない」経営者へ|止めているのは戦略ではなく、言い訳かもしれない

わずかに開いた木のドアから朝の光が差し込む部屋。「半歩でいい。」の見出しを重ねた記事のアイキャッチ

やりたいことは、ある。でも、動けない。

新しい事業の種、思い切った設備投資、値上げ、採用、そろそろ考えたい世代交代。頭の中では「やった方がいい」と分かっている。それなのに、最初の一歩がどうしても出ない。

そういう時期が、経営者にはいつか訪れます。

パブロ

今日は、その「動けない」について書きます。

目次

動けないのは、能力でも戦略でもない

動けない時、多くの社長はまず「材料が足りない」と考えます。

情報が足りない。タイミングが悪い。準備が不十分。だから、もう少し情報を集めよう、もう少し良いタイミングを待とう、と考える。

それで動けるようになればいいのですが、たいていそうはなりません。情報を集めても、タイミングを計っても、その一歩は出ないままです。

僕が経営者と関わってきて感じるのは、動けない原因は能力でも戦略でもない、ということです。もっと手前の、別のところにあります。

「できない理由」は、たいてい後から作られる

動けない時、人は「動けない理由」を、とても上手に見つけます。

「もう少し業績が安定してから」「今は時期が良くない」「うちの規模ではまだ早い」。どれも間違ってはいません。一つひとつは、もっともな理由です。

ただ、これらは多くの場合、動けない原因そのものではありません。動かないことを自分に納得させるために、後から用意した材料です。

パブロ

順番が逆なのです。動けないから理由を探すのであって、理由があるから動けないのではないのです。

厄介なのは、その理由を裏づける材料が、世の中にいくらでもあることです。慎重であることは美徳とされるし、失敗例も山ほどある。だから「やめておく」という判断は、いつでも正当化できてしまう。

僕自身、倒産から立ち直ろうとしていた時期に、何度もこの「もっともらしい理由」で足を止めました。動かない言い訳なら、いくらでも作れたのです。

半歩でいい。トップ30%を目指さなくていい

世の中には、考えるより先に動ける人がいます。行動力のある人たちです。

ただ、全員がそうなる必要はないと、僕は思っています。考えてから動くタイプの人が、無理に「即断即決の人」になろうとすると、たいてい長続きしません。

大事なのは、一歩の大きさを変えることです。最初の一歩が大きすぎて出ないなら、半歩でいい。

朝の光が差す玄関の床に、きちんと揃えて置かれた一足の革靴
  • 事業をまるごと変えるのではなく、小さく一つだけ試す
  • 世代交代をいきなり決めるのではなく、後継者候補と一度だけ話してみる
  • 値上げを全商品でやるのではなく、一つの商品で試す

半歩なら、言い訳の出番は減ります。「うちの規模では」も「時期が」も、半歩の前では効きにくい。

そして半歩出てみると、景色が少し変わります。次の半歩が、さっきより軽くなる。


動けないのは、弱さではない

動けないのは、弱さではありません。慎重な人ほど、動けない時期があるものです。

ただ、足を止めているのが戦略でも能力でもなく、後から作った言い訳だと気づけた時、人は半歩だけ前に出られます。その半歩の積み重ねが、一年後の景色を変えていきます。

やりたいことを一つ思い浮かべて、その半分のサイズで、今日試してみる。

派手な決断は要りません。それだけで、明日の景色は今日より少し前に進みます。


この記事のまとめ

  • やりたいのに動けない時、多くの社長は「情報・タイミング・準備」のせいにするが、原因はそこではない
  • 「できない理由」は、たいてい動かない自分を納得させるために後から作られる
  • その理由を裏づける材料は世の中にいくらでもあり、「やめておく」はいつでも正当化できてしまう
  • 行動力のある人(トップ層)を目指す必要はない。一歩の大きさを半歩に変える
  • 半歩なら言い訳は効きにくい。半歩の積み重ねが、一年後の景色を変える
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この記事を書いた人

「まさか、こんなことになるなんて」と思った瞬間が、僕の人生を変えるターニングポイントとなりました。

20年の経営者キャリア、年商5,000万から15億への成長、そして突如の倒産。これは僕の実話です。しかし、僕は諦めませんでした。地獄のような日々を乗り越え、再び頂点を目指しました。

人生の中で、最も価値のあるものは「経験」です。成功も失敗も、それぞれが僕を成長させてくれました。そして、その経験をもとに、僕はあなたに「真の成功」の秘訣を伝えたいと思います。

僕のストーリーは、ただの成功談や失敗談ではありません。それは、どんな困難にも立ち向かい、常に前進し続けることの大切さを伝えるものです。

あなたも、僕の経験を活かし、自分の人生を最高のものにしてください。あなたの成功を心から応援しています。

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